光電管タイム測定器の自作
2012年 02月 06日
これが材料です。
メインとなるのは、上真ん中に映っている光電センサーです。
ぱっと見て何か分かった人は、かなりオタクかもしれません。
作りたかったのは、下記サイトのように、光電管タイム測定器です。
今年は、フィジカルコンピューティングに挑戦しようと、ArduinoとかSTBEEとかマイコンボードについて勉強している最中ですが、まずは使わずに出来る方法を考えてみました。
参考にしたのは、
「「タンクの上にLite君」を作ってみよう。」等です。
購入した光電センサーはオムロンのE3Z-T61です。
まずは、センサーを車体に固定させるため、
下記のように、吸盤の上にセンサーを横に並べ使用します。
吸盤は3種類購入しました。
まず一番安い吸盤から試してみました。
安いのは、簡単に外れるのと、センサーの角度が安定しないので採用中止
同時にセンサーの反射板を作成。
100円ショップで購入した三脚の上に、L字型の金具を乗せ、
30cmのモールの上カバーをボルトとナットで固定。
モールの底面に反射シートを幅2cmに切り、貼り付け。
出来た反射板は下記。
さて、100円ショップで購入したストップウォッチの
Start/Stop ボタンの接点の箇所に、半田でケーブルを接続。
この方法は、基盤の半田の箇所が隙間になって液晶が映らなくなるので中止
他にも方法を考えましたが、このストップウォッチを諦め、
違う種類のストップウォッチを購入してきました。
こちらは、中に余分な空間が多い分、加工がしやすく使えるなと。
また半田を止めて、穴を開けそこにケーブルを上手く巻きつけました。
下記は、2種類目の吸盤に金具とセンサーを固定後、ストップウォッチを固定する事を考えました。
バイクのバッテリーに接続して動作テストを実施。
センサーの配線は、下記の通り
ストップウォッチからの配線をそのままバッテリーの線に繋げると、スタートとストップが誤動作する事があったので、余っていたエーモンリレーを挟んで繋げました。
安物ストップウォッチなので、液晶が見づらいですが、
投光器からの赤外線が反射板で反射され、受光器機で受信するとストップウォッチのStart/Stopスイッチ金具が接続し、スタート。もう一度センサーが反応すると、ストップ。
一応動作しています。
で、これをバイクのタンク付近に装着する事を考慮し、
電源を12Vシガレットソケットから取れるよう、昔使用していた携帯アダプタを加工。
センサー稼働には12V以上が必要なので、基盤を外し直結。
リレーと、各配線をまとめて格納するために、
DVテープの透明ケースを発見したので、それを使用。
完成です。
反射板含め、折りたたむと、かなりコンパクトになりました。
パニアケースにも十分入るサイズと思います。
次回はバイクに搭載して動作テストを実施予定。