スロットルポジションセンサーの調整方法について
2011年 11月 30日
http://www.ibmwr.org/r-tech/oilheads/zero528.shtml
上記の方法では、スロットルバルブのストッパーネジも調整する必要があり、他の資料では「原則的には触ってはいけないところ」と記載があるので、ちょっと手が出せない。
ただ、
http://www.ibmwr.org/r-tech/oilheads/R11Manual/Oilhead_Maintenance_2-25-02.pdf
のP61に同じ人が手順を記載しているが、こちらはストッパーネジを調整しなくても出来そうなので、
この方法でチャレンジしてみようかな!?
要約すると、下記赤枠内のスロットルポジションセンサーを固定している2つのネジをゆるめ、
コネクタの4つのピンのうち、#1にかかる電圧を0.370 ~0.400Vに合わせるように回転させて固定しなおす。
画像はA&S BMW Moto
BOSCHのスロットルポジションセンサーの仕様がpdfにまとめられており、
http://www.bosch.com.au/content/language1/downloads/sensors_throttleposition.pdf
R1100RSに搭載された型 0 280 122 201の箇所を探した。
記載されている通りだとすると、
#2ピン(+)にかかるOperating voltage(UV) が5V
スロットルの開度による電圧比が0.05 ≤ UA2/UV ≤ 0.985とすると、
#1ピンS1の出力電圧Output voltage(UA2) はアイドリング時に0.05 * 5 = 0.25 V以下
これがibmwrの手順で0.4Vだと 電圧比は0.4/5 = 0.08
何故差がある!?
下記記事を読むと、
モトロニックECUで0.4V以下がアイドリング(スロットルを閉じている)という事をハードコーディングしているらしい。
http://www.bmwbmw.org/forums/viewtopic.php?f=14&t=5378